こんにちは、小・中学校で多読賞をもらっていましたが、実はトータルで一冊しか読破してない悠才(@yusai0713)です。
僕は大学4年生のときに、周りに流されて就活しなきゃと思い焦っていた時期がありました。
そんなとき偶然図書館で『働かないってワクワクしない?』と出会い、自分が考える力(主体性)を見失っていることに気づかされ、やりたくない就活はきっぱりやめることができました。
今回は、そのときの自分の状況や本書を読んで感じたことを時系列で綴っていきたいと思います。
周りに流されそうになっていた大学4年の春
オーストラリアでのワーホリを終え大学に復学し4年生となった僕は、就職活動をすることへの意義が全く見い出せずにいました。
やりたい仕事はないし、就職しても辛いだけで人生もったいないよなと。
一度きりの人生なのに老後のことを考えて、一番体が動く若い時期を嫌々過ごすのはまっぴらごめんだし、仕事を辞めたいって言っている同年代の人たちを見ると「こいつらは何の為に生きているんだろう」って疑問に思うことが多々ありました。
同じところに長い間定住できない&縛られるのが嫌いな僕にとって、正社員になるよりは派遣でもバイトでもいいから自由が利く仕事をした方が自分には合っているよなって常々思っていました。
正社員よりリゾートバイトをした方が生活コストが安く済むし、月給も20万くらいあるので貯金もしやすい。
その上、働く場所はリゾート施設なので、観光旅行(または修学旅行)みたいな感じも味わえる。
正社員として嫌々働くよりかは、リゾバとかでお金をためながら自分の勉強したいこと・やりたいことにすぐ取り組める身軽さを持つ方がいいよなってずっと思っていましたし、今もそう思っています。
働く理由は人それぞれだと言いますが、実際はお金の為に働くという認識で間違いないと思います。
お金が出なくても働きたいって次元の人は稀ですし、仕事はどちらかというと強制的なものであると私は考えいます。
だったら、その強制力を解かないと自由な生活は送れませんよね。ならどうするか?
僕の中の答えは、
- 生涯年収を効率的に稼ぐ
- そのリスクヘッジとして物に依存しない。生活コストを下げればどんなに失敗しても生きていける
という感じで考えていました。
僕の中では正社員になるより、リゾバなどで楽しく過ごしながら投資や投機などの勉強・分析をし、それで稼げるように努力することの方が人生における最適解だよなってずっと思っていました。
もちろんそれは簡単にできることではないですが、挑戦しないと可能性は0ですし、生活コストを下げていればいざという時でも対応が効きます。
僕は人生1度きりという思想を強く持っているので、失敗しても挑戦する人生の方が、失敗しないけどつまらない人生より遥かにいいよなって考えちゃいます。
こういうことを言うと、結婚とかどうすんの?って人がよくいますが、別に正社員じゃなくても贅沢を求めなければ夫婦2人で手を取り合いながら生きていけると思いますし、普通にそれが嫌なら結婚しなければいいだけです。
子供の話もそうです。子供をつくらなければいいだけ。
自分の人生の選択は自分の責任に基づいて決めるべきで、その他を巻き込むなら自分の意思だけで選択することは間違っていると思います。
上手く言えないですが、結婚したいなら奥さんの事も考えて人生選択をするべきだし、子供ができたら子供のことも踏まえたうえで行動を変えていかなければいけないと僕は思います。
それが嫌なら、結婚も子供を作ることもしてはいけないと思います。
なので、自分の責任の範囲内で自分に合った人生の最適解を選択するっていうのが僕の人生に対する考え方なんです。
話がかなーり脱線してしまいましたが、
要するにあの時の僕は、
- 人生の構成要素は仕事だけではないし、自分にとって仕事はそれほど価値あるものではなかった
- だから、効率的に稼ぐスキルが必要。
- 嫌々正社員になるよりは、楽しそうで貯金もしやすいリゾバがいい
って感じで考えてて、就活はせずに韓国でポーカーしたり、台湾で知り合いの屋台手伝ったりしていました。
ですが、実際は周りの就活生や親の言葉を受けて内心焦る気持ちが湧いていました。
「あれ、就活したほうがいいのかな」と。
でも普通の企業に入って残業の日々を送るのは嫌だったので、それならワークライフバランスの保てそうな公務員になろうと考えるようになりました。
あの時の僕は周りに流されて、自分の人生を自分で決めることができなくなっていたのです。
頭ではわかっていても行動に移せない。
環境とは恐ろしいものだなとつくづく思いました。
本『働かないってワクワクしない?』との出会い
公務員試験の勉強を始めた僕は、図書館で自学勉強をするようになりました。
勉強の合間に休憩がてらふと図書館を歩き回っていると、背表紙に『働かないってワクワクしない?』の文字を発見。
働くことに嫌悪感すら覚えていた当時の僕は、本を読まない性格のくせにその場で立ち読みをし、ずっーとその本を読んでいました。
その本では、普通と違った生き方をしている人の例が多数紹介されており、より働かない生き方というその考え方に衝撃を受けました。
例えば、著者のアーニー・J・ゼリンスキーさんはOctoberやNovemberなどのerがついている月は働かないらしく、1年の半分は働いて半分は休暇というライフスタイルを送っているようで、僕からしたらそういう生き方もあるんだって感銘というかそれに似た感情を受けたのを覚えています。
あの時は生涯年収を効率的に稼いで経済的な問題を解決することが幸せにつながると思っていましたが、働き方を見直してお金への依存を断っていけば幸せに暮らすことも十分可能なんだと『働かないってワクワクしない?』を読んで気づかされました。
お金と幸せが直結しないということを改めて再認識し、そういう人たちが世の中にはたくさんいるんだっていう発見が、当時の僕にとって大きな救いでした。
それからの僕
アーニー・J・ゼリンスキーさんの『働かないってワクワクしない?』を読んでから、元々自分の中にあった「人生どうにかなるよな」っていう感情が再び芽を出し始めました。
公務員試験の勉強はある程度続けていたもの、ふとしたきっかけで勉強をやめ、プログラミングに興味を持ち、そして千葉の田舎まるもで行われている「田舎フリーランス養成講座」に参加し、今に至ります。
ふとしたきっかけは、ざっくり言うと直感です。これに関してはまた別記事で書けたらなと。
この本のおかげで、周りに流されそうになっていた状況から再び主体性をもって人生選択をすることができるようになったと思います。
2度の休学を通して自分の考えというものを強く持っていたつもりでしたが、そんな楽観主義的社会不適合者ピーポーの僕でも環境に流されてしまった。
この本に出会っていなかったら、今頃公務員試験を受けていたのかもしれません。
それがいいか悪いかは人それぞれですが、僕にとっては悪い選択だったと思っています。
だって、親を安心させる為、ただそれだけの為に公務員を目指していましたから。
その先に明るい未来など全然見えていなかったですし、そのまま勉強を続けて公務員になったとしても数年後に大きな後悔をしていたと思います。
自分を見つめなおすいいきっかけを作ってくれた名著『働かないってワクワクしない?』
それとの出会いはネットで検索して見つけたわけでも、友達に勧められたわけでもなく、ただ図書館を歩いててふと見つけただけ。
自分の思いと行動が背反してたあの時に偶然出会ったこの本に何か運命的なものをいまでも感じています。
人間は、自分がみたいように世界を見ている。
流されて就職することに関して嫌悪感を持っていた僕だからこそ、この本に偶然出会ったのかなと思います。
だからこの記事を偶然読んでいるあなたもそういうことなのかもしれませんよ。
これを機にご一読してみてください!
※こういってはなんですが、自分で書いててわけわからなくなりました。文章構成能力と若干の投げやり感には目をつむっていただきたいです。
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