どうも、ピカチュウ大好きブロガーの悠才です。
昨年と同様に、ポケモン映画を公開初日に観てきました!
ポケモン映画2018『みんなの物語』を公開初日に観に行ってきたよ!
本記事では、劇場ポケットモンスター『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』の見所・感想をまとめていきます。
本作で感じたことを一文で伝えると、
色んな想いが詰まった作品だった ということ。
約21年越しのリメイク作品ということで、ストーリーを通したメッセージだけでなく「時代を超える想いが視聴者の数だけある作品」だと強く感じました。
▼主題歌である「風といっしょに」。この曲を聞くと泣きそうになります。
個人的な見所は「ピカチュウが石化したサトシを見て涙を流すシーン」です。
心にグッとくるものがあって、柄にもなく泣きそうになってしまいました。
まさかポケモン映画で泣きそうになるとは思わんかった。
ピカチュウの涙…尊い。
大谷育江すごい。#ミュウツーの逆襲EVOLUTION— 悠才 (@yusai0713) 2019年7月12日
映画の入場特典も紹介しておくと、プロモカードとガオーレディスクがもらえました。
また映画の半券をポケモンストアに持っていくと、ミニステッカーももらえますよ。
アーマードミュウツー、かっこいい!
ポケモンセンターに行くと、でっかいピカチュウがいました!
近くのポケモンストアーに行ったら、ピカチュウいた。
スーッと控え室に戻っていった。
映画半券でステッカーゲットできた。#ミュウツーの逆襲 pic.twitter.com/HoNw3iJXyD
— 悠才 (@yusai0713) 2019年7月12日
おっと、そろそろ本文に参りましょうか。
本作のおすすめポイントを余すことなく紹介しているので、最後まで読んでくれると嬉しいです!
悠才
『ミュツーの逆襲』は大人も子供も楽しめる名作映画です。
未視聴の方はこの記事を参考に是非!
フルCGのアニメーション。映像は綺麗だけど…なんだか寂しい気持ちも
前作の内容を大きく変えず、フルCGのアニメーションとしてリメイクされた今作。
同じ年に上映された『名探偵ピカチュウ』もCGアニメーションが使われていましたよね。
普段観ているアニメとは違って、良くも悪くも「キャラクターが人形のように見えるなぁ」という印象を強く受けました。
ただ海や山、空などの景観描写に関しては「これ本物の映像じゃね?」と思うほど綺麗で、現代の映像技術の素晴らしさを堪能することができましたね。
21年前の映像と比べると、その技術の差は一目瞭然です。
ただ、この時の映像の方がしっくり来るなーというのが本音のところ。
僕らの世代はこのアニメーション映像(もしくはドット絵)を観て育ってきましたからね。
そのため本作を通じて、「自分の心の中にある平成初期のポケモン」と「最新技術でリメイクされた令和元年のポケモン」に大きなギャップを感じてしまい、なんか感慨深い気持ちに浸ってしまいました。
ポケモン初代のお馴染みメンツが勢揃い!うれし懐かし
本作『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』では、ポケモン初代のお馴染みキャストが勢揃いしていました。
最近のポケモン事情はよくわかりませんが、久しぶりに出演するメンツも多かったはず。
自分が知っている限りだと下記の通り。
- サトシの親友:カスミ(cv. 飯塚 雅弓)、タケシ(cv.うえだゆうじ? )
- ロケット団:武蔵(cv. 林原めぐみ)、小次郎(cv. 三木眞一郎)、ニャース(犬山イヌコ)
- ロケット団のボス:サカキ(cv. 鈴置 洋孝?)
- サトシのライバル:シゲル(ボイスなし)
- ナレーション:故・石塚運昇
このキャスト陣を見て、嬉しさとともに懐かしさが喉元まで込み上げてきましたね。
特に、シゲルとサカキは懐かしすぎる。
ゲームボーイをプレイしていた幼少期、シゲルを倒すべく奮闘していたあの頃を、ふと思い出してしまいましたね。
そして、オーキド博士の声でお馴染みの石塚運昇さんのナレーション。懐かしみが深淵。
2018年8月に亡くなったと聞いて、あの声がもう聞けないのか…と思うと、悲しみが溢れ出してきます。
恐ればせながらご冥福をお祈りさせていただきます。
また自分は知らなかったのですが、前作と同じように
- ミュウ:山寺光一
- ミュウツー:市村 正親
- 船着場を仕切る女性:小林幸子
という豪華キャストも参戦していたようです。
船着場を仕切る女性が小林幸子だったとは・・・
エンディングで突然小林幸子の声が流れてきたので、「はて?」となっていたのですがやっと合点がいきました。
カスミの声優を務める飯塚 雅弓さんのツイートが感動的だったのでシェアしておきます。
『ミュツーの逆襲』の上映から21年・・・自分も随分大人になってしまったなぁ。
いよいよ明日。
時を経て
出逢える笑顔。感じる想い。
尊いなぁ。
劇場で。
それぞれの想い感じるスタートになりますように。
そして劇場にみんなと同じ気持ちでゆく。
明日公開です!!#ミュウツーの逆襲EVOLUTION pic.twitter.com/pE6RGrqg3h— 飯塚雅弓 (@MayuTama0103) 2019年7月11日
あと、完全に脱線ですが、
久しぶりにトゲピーの「チョッゲブリィイイイ!!!」が聞けて嬉しかったです!笑
本物とコピーの激突!ミュウツーの苦悩と葛藤
ミュウツーはミュウのまつ毛の化石を元に作られた人口生物です。
より強いポケモンを作る、最強のポケモンを作る。
そんな人間の欲望を叶えるためだけに、この世界に産み落とされました。
ストーリー中、ミュウツーは常に己に問いていました。
「わたしは誰だ」
「自分はなぜ生まれてきたのか」と。
人間でもなく、純粋なポケモンでもない。
そんな「自分」という存在にもがき苦しむミュウツーの苦悩と葛藤が、本作でありありと表現されていました。
自分を作った人間たちへの逆襲を誓うミュウツーは、ポケモン達を片っ端から捕獲し、より強いコピーを作り出していきます。
その姿はまるでミュウから生まれた自分(コピー)を正当化するように。
そしてミュウ率いる本物ポケモン軍とミュウツー率いるコピーポケモン軍の争いが勃発します。
自分たちの居場所、自分というアイデンティティを守るために、戦い争う本物とコピー。
そんなポケモンたちの闘争シーンは悲しみで溢れかえり、心がグッと締め付けられる思いがしました。
どっちが本物かなんて関係ない、みんな生きているんだから!そこに勝ち負けなんてないよ。
このシーンからは、そんな気持ちが強く伝わってきました。
悲しみの闘争を止めるサトシ!ピカチュウとポケモンたちの涙の奇跡
ミュウとミュウツーの戦いが終わらない限り、この悲しい闘争は終わらない。
それに気づいたサトシは、ミュウとミュウツーの戦いを終わらせるべく、戦いに割って入っていきます。
その最中、ミュウとミュウツーの攻撃がサトシに命中。
最強と名高い2大ポケモンの攻撃をど真ん中で受けたサトシは、化石のように動かなくなります。
動かなくなったサトシに近づくピカチュウ。
異変に気づき幾度となく電気ショックを浴びせるも、横たわったまま微動だにしない。
そんなサトシを前に、涙を流しながら泣き出すピカチュウ。
それに呼応するように、闘争を繰り広げていたポケモン達の目にも大粒の涙が溢れ出してきます。
一粒、また一粒と。
その涙がサトシに向かって集まっていき、サトシの石化は解除されていくのですが、、、
このシーンまじで泣けます!
ピカチュウの大粒の涙と鳴き叫ぶ声、本物とコピーの悲しき対立など、色々なものが相まって涙がこぼれ落ちそうになりました。
まさかポケモン映画で泣きそうになるなんて…。
そのくらいこのシーンには、色々な思いが詰まっていましたね。
まとめ:『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は色々な想いが詰まった作品だった
劇場版ポケットモンスターのシリーズ第1作目で、歴代No.1の興行収入を誇る『ミュウツーの逆襲』。
当時小学1年生だった私も21年の時を経て、27歳という立派な大人になってしまいました。
私と同じ世代の方々は、子育てに励んでいる人も少なくないと思います。
そんな大きな時の流れを経て、時代と世代を超えて『ミュウツーの逆襲 EVOLUTION』は今回作られました。
子供の頃の淡い想い、子を持つ親としての想い、純粋に映画を楽しむ子供達の想い、ストーリを通して感じる悲しき苦悩と葛藤、、、
そんな多くの想いがこの作品には詰まっていました。
悠才
僕と同じ世代の方は本作を通して何か感じるものがあると思います。
ぜひ劇場にてご覧になってみてください。