「全日本おっぱいサミット」に参加して知った、おっぱいの奥深さと授乳問題!

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こんにちは、悠才(@yusai0713)です。

昨日僕は「全日本おっぱいサミット」なるものに参加してきました。

▼参加した経緯はこんな感じです。

僕は興味持ったことはコスパ等を考えてとりあえずやってみるタイプなので、今回もそんな感じで参加してきました!

イベント参加前は、授乳ショーが見られるということで「おっぱいが見られるかも!」と多少のエロを期待してイベントに参加しました。

結果から言うと授乳ショーはありましたが、生おっぱいは全く見えませんでした。

イベント参加前の僕ならこの状況を「面白くねぇの」と嘆いていたのかもしれません。

しかし今回の僕は違ったんです。

本記事では「全日本おっぱいサミット」の全容と僕が感じたことをまとめていきたいと思います。

追記(2017/11/19)

おっぱいサミット主催者の光畑さんのブログにて本記事が紹介されました!

お役に立てて本当に嬉しい限りです。


参考
全日本おっぱいサミット~男性の反応ミツハタ日和

追記(2018/10/08)

約1年越しに、全日本おっぱいサミット第2回が開催されるようです!

今回のイベントテーマは「旅と子育て」。

イベント主催団体ならびに今一生さん(@conisshow )にお声かけ頂き、当日は公式レポーターとして参加することになりました。

「旅×子育て」にピンと来る方は、ぜひぜひご参加くださいませ!

▼イベントの詳細はこちらから確認できます。


参考
全日本おっぱいサミット 第2回 旅するおっぱい今一生のブログ

全日本おっぱいサミットとは?

おっぱいというワードのせいでエロいイベントなのでは?ともぞもぞする男性も多いと思いますが、イベントは至って健全な社会派イベント。

小さなお子さんを持つお母様方が抱えている「授乳」という問題にフォーカスを当てたイベントになります。

参加者は小さな赤ん坊を抱えた夫婦や、もう子育てが終わったおばあちゃん世代の方が多数を占めていました。

僕みたいに「おっぱいサミット」というパワーワードに惹かれてやってきた猛獣は皆無に等しかったと思います。(お恥ずかしい)

おっぱい有識者によるおっぱい談義

前半は、おっぱいカメラマンこと半田さんがおっぱいの魅力ついて熱く語ってくれました。

この半田さん、素人のおっぱいを撮り続けてもうかれこれ20年以上。延べ500人の素人おっぱいを撮ってきたそうです。

大好きなおっぱいの写真を撮って生きていくって、なんてステキな生き方なんだろう。

そう思いながら話を聞かせていただきました。

この半田さんはグラビアアイドルのような寄せて盛るおっぱいではなく、自然で飾らないおっぱいが好きとのこと。(完全に同意)

半田さんの話を聞いて僕もおっぱいカメラマンとして活動したくなりましたね。

おっぱいはエロコンテンツであり、アートですから!

 

その次は、おっぱい大好き産婦人科医こと村上さんによるおっぱい談義。

その内容には今まで知らなかったことが満載だったので、覚えている範囲で箇条書きで書いてみます。

  • 母乳は人によって味が異なる。(日によっても変わる)
  • 子供が大きくなるにつれて母乳の量も増える。(成分も変わる)
  • 授乳は時間や回数で決めるのではなく、子供が欲しい時にあげるべき。(自然のままに)
  • おしゃぶりを長いことしていると歯並びが悪くなる。
  • 子供にとっておっぱいとは、母乳だけでなく抱きしめられるぬくもりや匂いによる安心感も含めておっぱい
  • 哺乳類の祖先と言われるカモノハシにはおっぱいというものはなく、授乳は汗腺からの分泌液を赤ちゃんが舐めている。→それが発達していまの哺乳類がもつ膨らんだおっぱい、飛び出た乳首が形成されたそう。

こんな感じで、産婦人科医という立場からおっぱいについて熱く語ってくれました。

母乳のことやおっぱいの成り立ちなど学ぶことが大いにあって、自分の中の知見が広がって非常に勉強になりましたね。

蛇足ですが、僕は当日道に迷ってしまい15分ほど遅れてイベントに参加したので、前半15分の内容は全くわかりません。

イベント後半には公開授乳ショーが!

おっぱい有識者の話が終わり、その後は待ちに待った授乳ショーが始まりました。

小さな赤ん坊を抱えたお母さん方が舞台袖から出てくるのかなと思っていたら、なんと客席からの登壇!笑

しかも、イベントの最中にも授乳をしていたらしい。

僕の隣に座っていた方も登壇してましたが、まさか授乳してたなんて・・・全然気づきませんでした。

授乳服を身にまとったお母さん方の公開授乳シーンは一言で表すと、「え、本当に授乳してる?」という驚きしかありませんでした。

だって全然おっぱいも見えないし、授乳の様子も普通に子どもを抱っこしているようにしか見えないんですもの。

これで授乳しているとは、、、授乳服おそるべし。

この状況をおっぱいカメラマン半田さんの言葉を借りると、まるでマジックを観ているようでしたね。

 

このイベントに申し込んだときは、生おっぱいが見れるというあくなき下心が僕にもありました。

しかしこのイベントを通して、おっぱいの授乳という機能的側面や社会的な問題について考えていくうちに、生おっぱいを見ることは僕にとってどうでもいいことになっていました。

公開授乳シーンを見て僕が真っ先に思ったのは「おっぱいはどこ?おっぱいは!」ではなく、「良い時代になったのだな」という安心感でした。

公共の場での授乳はする側も恥ずかしい思いに駆られるし、される側も後ろめたさを感じるから社会的にすごくストレスフルな事案だそうです。

▼イベント中にはこんな話を聞きました。

  • アメリカのスーパーで授乳をしていたら、警察に公然わいせつ物陳列罪でしょっぱぬかれた事案
  • 飛行機で授乳をしていいか尋ねたら断られて飛行機の搭乗をキャンセルした事案

それが、あの授乳服を着たら見る側も見られる側も普通のよくある1シーンに変貌すると考えると、これは社会を良くするイノベーションなんだなと素直に感心しました。

生おっぱいが見られなかったこと以上に、そういう社会問題があり、その問題が少しづつではあるが解決に向けて動き出してるんだという事実が何だかすごく嬉しく感じられました。

全日本おっぱいサミットに参加して感じたこと

このイベントに参加した理由は、「全日本おっぱいサミット」というワードのインパクトだけでした。

しかし、実際イベントに参加してみると社会に根差す授乳問題に気づく良い機会になりました。

今までおっぱいをエロいコンテンツと限定的に捉えていた自分にとって、おっぱいの持つセクシャル以外の側面を知れたこと(というか気づいたこと)は、とても大きな意識の変化だと感じています。

今までなら、街中を歩く赤ん坊を連れたお母さんを見ても何も感じない、無関心な人間でした。

でもこのイベントに参加して、そういうお母さん方の苦労というかバックグラウンドを意識できるようになったことで、すれ違うお母さんに感謝というか応援の気持ちが沸き上がるようになってきました。

単純にお母さんってすごいよね。って気持ちを。

そういう尊敬とか感謝とかが入り混じったものを感じることができるようなったことは、僕にとってすごく嬉しい変化だと感じています。

まだ子供のいないうちに気づけて本当によかった。

心の底からそう感じています。

 

また、このイベント中「おっぱい」というワードを何度も聞いたし、おっぱいの写真もたくさん見たのですが、全くエロい感情が湧いてこなかったんです。

こんなことは初めての経験で、そういう自分に素直に感心しています。

不純な動機で参加したイベントですが、色んな発見や自分の中の意識の変化があったりして、参加して良かったなとしみじみ感じております。

 

唐突ですが、最後は写真撮影の掛け声でお別れを。

「おっぱ、いー」

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